業務用オゾン発生器「オースリークリア2」の正しい使い方

業務用オゾン発生器「オースリークリア2」の正しい使い方

画像:オースリークリア2 公式サイト

オースリークリア2は、無人環境で利用する中堅クラス最強ともいえる業務用オゾン発生器です。

オースリークリア2は、「車の消臭・除菌」「宿泊施設等の客室の消臭・除菌」などが主な用途であり、私たち清掃業の業界でも人気がある機種になります。

どのような製品にもいえることですが、正しい使い方をしなければ効果が半減したり、あるいは危険なこともあるかもしれません。

ここでは、オースリークリア2の正しい使い方を説明しますので、これを参考に消臭・除菌作業を行って下さい。

オースリークリア2の運転方法

オースリークリア2の運転方法

オースリークリア2の運転方法

オースリークリア2の運転方法は、ニーズが高い「タイマーサイクル運転」のみになります。

オゾンクラスター1400のような「連続運転」はありません。

タイマーサイクル運転とは、「オゾン放出時間」と「待機時間」を設定して、継続してオゾン放出と待機時間を繰り返し運転する方法です。

たとえば、「オゾン放出20分間」「待機80分間」とセットしたら、

オゾン放出20分間
→待機(停止状態)80分間
→オゾン放出20分間
→待機(停止状態)80分間
→以下ループ

という動きになります。

運転を停止させるときは、手動で電源ボタン(ON/OFF)を押して運転を停止させましょう。

オースリークリア2で消臭・除菌する際の流れ

オースリークリア2で消臭除菌作業をするには、言ってみれば「ただ電源をONにするだけ」なのですが、ここではまず設定しなければならない「タイマー設定方法」と、「部屋(倉庫や物置き等含む)を消臭・除菌する場合」と「車の車内消臭・除菌をする場合」について画像つきで詳しく解説していきます。

タイマー設定方法

部屋であろうが、車であろうが、オースリークリア2を使って消臭・除菌作業をする場合、まず必要になるのがこの「タイマー設定方法」です。

英語表記だったりして、一見少し分かりづらい部分もあるかもしれませんが、設定はいたって簡単。要は、「オゾン放出時間」と「待機時間」を設定するだけなので、そんなに難しい顔されなくても大丈夫です。

これって毎回設定が必要なの?
いいえ。一度設定したオゾン放出時間と待機時間は電源を切っても、プラグコードを抜いてもその設定は記憶されますので、次回も同じ設定内容で利用する場合、純粋に電源のON/OFFのみの操作になります。

設定のやり方の前に、まずは液晶表示の見方について簡単に説明します。

オースリークリア2の液晶表示の見方

オースリークリア2の液晶表示の見方

①オゾン放出時間の設定(Set On Time)
②待機時間の設定(Set Stop Time)
③オゾン放出残り時間(On Remaining)
④待機残り時間(Stop Remaining)
⑤分数表示(min)

見方をご理解いただいたところで、設定に進みたいと思います。

①電源を入れる
電源(ON/OFFボタン)を入れると、以前に設定した内容で運転がスタート・オゾン放出を開始します。以前と同じ設定内容で利用する場合、そのままお使いいただけばいいのですが、設定内容を変更するときは下記の流れに従って下さい。
②オゾン放出時間の設定
「Set」を押すと、①が点滅するので、⑤の表示を見ながら「+」「−」を操作し、オゾン放出時間(1〜40分)を合わせます。時間を合わせ「Confirm(確認)」を押すと、①の点滅が止まり、オゾン放出時間の設定が完了します。(「+」「−」を押すと1分単位で調整できます)
③待機時間の設定
「Set」を押すと、②が点滅するので、⑤の表示を見ながら、「+」「−」を操作し、待機時間(30〜360分)を合わせます。時間を合わせ「「Confirm」を押すと、②の点滅が止まり、待機時間の設定が完了します。(「+」「−」を押すと、10分単位で調整できます)
④オゾン放出を開始
「Confirm」を押すと、③が点滅し運転(オゾン放出)を開始します。設定した運転時間が経過すると、④が点滅を始め待機状態に入り、以後、設定した時間で運転・待機を繰り返します。

 
こうして字だけで書くと、面倒に思えるかもしれませんが、ものすごく簡単ですから、上記説明を見ながら実際に触って設定していただければ理解が早いかと思います。

こちらには、業界内で人気の業務用オゾン発生器の比較表や製品の特徴、メリット・デメリットなどもまとめてご紹介しております。興味があれば是非ご覧下さい。
オースリークリア2の口コミ・評判と特徴まとめ

部屋(倉庫や物置き等含む)を消臭・除菌する場合

部屋(倉庫や物置き等含む)を消臭・除菌する場合

部屋(倉庫や物置き等含む)を消臭・除菌する場合

本体を部屋の中に設置しても、部屋の(ドアの前など)外に設置して作業を行っても問題ありません。

オースリークリア2の設置場所を決める①オースリークリア2の設置場所を決める
部屋や倉庫などの空間を消臭・除菌する際、オースリークリア2の設置場所は部屋の中、外、どちらでも構いません。

部屋の外に設置すれば、電源を切る際、オゾンを一切吸い込まなくて済むというメリットがあります。

しかし、その場合、「電源供給をどうするか」や、ホテルの客室消臭作業などの場合は、オゾン発生器がドア前(共用部)などに置かれていると、宿泊者がそれを見た場合、「むむ、あれは何だ」となるなどの問題もあり、実際は部屋の中に設置して作業している方がほとんどです。

消臭・除菌作業を始める前に
この段階で部屋の窓は閉め、空調も切って密閉率を高めるとより効果的に作業を行えます。

運転開始/オースリークリア2のタイマーをお好みの時間に設定する②運転開始/オースリークリア2のタイマーをお好みの時間に設定する
以前の設定と変更がなければ設定は不要です。
設定が必要な場合は、上記「タイマー設定方法」を参考に設定を行って下さい。
オゾン放出開始③オゾン放出開始
オゾン放出時間を20分間と設定したら、運転開始から20分間はオゾンが放出されます。
待機時間④待機時間
オゾン放出時間を20分間・待機時間を80分間と設定したら、21分目から80分間の待機時間に入ります。このとき、機器は停止状態です。
待機時間はオゾンを分解させる大切な時間です。
詳しくは「オゾン発生器に待機時間が設けられている2つの理由」をご覧下さい。
臭気の強弱によって③④を何セットか繰り返す⑤臭気の強弱によって③④を何セットか繰り返す
オースリークリア2の運転方法は、便利なタイマーサイクル運転ですから、「オゾン放出時間」と「待機時間」さえ設定し、運転を開始したら、手動で電源を切るまでその動作を繰り返します。

オゾン放出と待機時間を1セットとし、臭気の強弱によって様子を見ながら1〜3セット繰り返し運転して下さい。

たとえば、「オゾン放出20分間」「待機時間80分間」とセットしたら、100分間で1セットという計算になります。

作業に慣れてくると、「このくらいの臭気なら◯セットだな」という感じになり、その判断は難しいものではありませんので、ご安心下さい。

換気するまでが消臭・除菌作業
⑥換気するまでが消臭・除菌作業
「もうそろそろいいかな」ということで、消臭・除菌作業を完了する場合、その部屋・空間には分解しきれなかったオゾンがまだ残っています。

そのオゾンを速やかに酸素に戻し、完全無害化させるため、窓を開け、空調も回して一気に換気を行いましょう。オゾン臭がしなくなったらオゾンが酸素に戻ったことを意味しますので、その部屋のオゾン消臭・除菌作業はこれにて終了となります。

 
こちらには、業界内で人気の業務用オゾン発生器の比較表や製品の特徴、メリット・デメリットなどもまとめてご紹介しております。興味があれば是非ご覧下さい。
オースリークリア2の口コミ・評判と特徴まとめ

車の車内消臭・除菌をする場合

車の車内消臭・除菌をする場合

車の車内消臭・除菌をする場合

本体の設置場所は車内・車外どちらでも問題ありません。部屋の消臭・除菌のときと同様、車外にオースリークリア2本体を設置する場合、電源供給をどうするかという問題があります。しかし、多くの自動車関連業の方は電工ドラムなどをお持ちでしょうから問題ないはずです。

ちなみに、うちではいくつかの電工ドラムを持っていますが、日動工業のものがほとんどです。

日動工業の電工ドラム

日動工業の電工ドラム

私が調べた限りでは、8割以上の方がオースリークリア2を車外に設置して作業を行っているような印象を受けました。

オースリークリア2には、車内のシガーソケットから電源を供給できるシガーソケットプラグも付属するので、もちろん、車内に設置して作業を行うことも可能です。ただし、その場合、部屋とは異なり、あくまでも「車内」という狭い空間になりますので、手動で電源を切るとき、結構な量のオゾンが充満しているため、速やかにサササッと電源を切ったほうがいいでしょう。

上記のことを踏まえたうえで、車内の消臭・除菌作業の流れを解説します。

オースリークリア2の設置場所を決める①オースリークリア2の設置場所を決める
車内設置の場合、シガーソケットなどから電源をお取り下さい。車外設置の場合は、電工ドラムなどを利用して下さい。また、この際、オースリークリア2本体を倒した状態で稼働させても何ら問題はありません。
運転開始/オースリークリア2のタイマーをお好みの時間に設定する②運転開始/オースリークリア2のタイマーをお好みの時間に設定する
以前の設定と変更がなければ設定は不要です。
設定が必要な場合は、上記「タイマー設定方法」を参考に設定を行って下さい。
オゾン放出開始③オゾン放出開始
オゾン放出時間を20分間と設定したら、運転開始から20分間はオゾンが放出されます。
待機時間④待機時間
オゾン放出時間を20分間・待機時間を80分間と設定したら、21分目から80分間の待機時間に入ります。このとき、機器は停止状態です。
待機時間はオゾンを分解させる大切な時間です。
詳しくは「オゾン発生器に待機時間が設けられている2つの理由」をご覧下さい。
臭気の強弱によって③④を何セットか繰り返す⑤臭気の強弱によって③④を何セットか繰り返す
オースリークリア2の運転方法は、便利なタイマーサイクル運転ですから、「オゾン放出時間」と「待機時間」さえ設定し、運転を開始したら、手動で電源を切るまでその動作を繰り返します。

オゾン放出と待機時間を1セットとし、臭気の強弱によって様子を見ながら1〜3セット繰り返し運転して下さい。

たとえば、「オゾン放出20分間」「待機時間80分間」とセットしたら、100分間で1セットという計算になります。

作業に慣れてくると、「このくらいの臭気なら◯セットだな」という感じになり、その判断は難しいものではありませんので、ご安心下さい。

換気するまでが消臭・除菌作業⑥換気するまでが消臭・除菌作業
「もうそろそろいいかな」ということで、消臭・除菌作業を完了する場合、その車内には分解しきれなかったオゾンがまだ残っています。

そのオゾンを速やかに酸素に戻し、完全無害化させるため、窓やドアを開け、一気に換気を行いましょう。さらに、(窓やドアを全開にした状態で)扇風機を使用し、風を送り込むことで強制的にオゾンを除去でき、作業の時短にもなるのでおすすめです。

オゾン臭がしなくなったらオゾンが酸素に戻ったことを意味しますので、その車内のオゾン消臭・除菌作業はこれにて終了となります。

ちなみに、カーエアコンの「外気導入」と「内気循環」を内気循環に切り替えて、オゾン消臭することで、エアコン内部のエアコン臭(主にカビ菌)もバッチリ除去できますので、是非試してみて下さい。

 
こちらには、業界内で人気の業務用オゾン発生器の比較表や製品の特徴、メリット・デメリットなどもまとめてご紹介しております。興味があれば是非ご覧下さい。
オースリークリア2の口コミ・評判と特徴まとめ

オースリークリア2でオゾン水を生成する際の流れ

オースリークリア2でオゾン水を生成する際の流れ

オースリークリア2でオゾン水を生成する際の流れ

オースリークリア2は気体のオゾン放出だけではなく、オゾンを水に溶かし込んだ「オゾン水」も生成できる2in1の万能オゾン発生器です。

オゾン水は、たった1ppmの濃度でもインフルエンザウイルス、鶏脳脊髄炎ウイルス、犬伝染性肝炎ウイルス、パルボウイルス、大腸菌、ブドウ球菌なら5秒で完全殺菌。

カビ菌や枯草菌にいたってはたった0.3〜0.5ppmの濃度で99.9%死滅します。(接触時間19〜30秒程度)

その他、野菜や果物などの農薬を落とすことにも利用されているスグレモノの殺菌水ですから、業種にかかわらず様々なシーンで重宝することでしょう。

オゾン水生成時のタイマー設定について
数分〜長くても10分程度動かすだけですから、タイマー設定は気にしなくて大丈夫です。前回のタイマー設定のオゾン放出時間が10分以上なら、そのまま運転を開始し、オゾン水を生成したら手動で電源を切りましょう。

オースリークリア2でオゾン水を生成する際の注意点が3点あります。

  1. 処理可能水量は〜10リットル
  2. 水は水道水を利用する
  3. ストーン全体を水の中にしっかりと入れる

上記の注意点を踏まえたうえで以下、オゾン水生成の流れをご説明します。

ボウルやバケツに水をためる①ボウルやバケツに水をためる
オースリークリア2の処理可能水量は、〜10リットルです。水量は少なければ少ないほど早く1ppm程度まで達しますので、必要な水量だけオゾン水を生成することが効率的です。
付属のチューブを装着②付属のチューブを装着
一方をオースリークリア2本体側面のオゾン放出口へ。もう一方の先端に付属のストーンをしっかりと装着して下さい。
ストーンを水の中に着水させる③ストーンを水の中に着水させる
このときに、ストーン全体が水の中に入っていることをよく確認して下さい。何故なら、ストーンの一部が水から顔を出している状態でオゾン水を生成すると、気体のオゾンが空間中に放出されてしまうからです。
運転/オゾン水生成開始④運転/オゾン水生成開始
あとは、オースリークリア2の運転を開始するだけで、オゾンが水中へ放出され、オゾン水が生成されます。

 
オゾン水生成時の時間の目安ですが、1リットル=1分間という目安で問題ないかと思います。つまり、5リットルなら5分間、10リットルなら10分間ということになります。

できあがったオゾン水はオゾン濃度1ppm程度の殺菌水となります。水や次亜塩素酸、その他薬品を使用しての洗浄を、このオゾン水に置き換えることで効果的かつ安全な殺菌作業が可能となりますので、是非活用してみて下さい。
 
こちらには、業界内で人気の業務用オゾン発生器の比較表や製品の特徴、メリット・デメリットなどもまとめてご紹介しております。興味があれば是非ご覧下さい。
オースリークリア2の口コミ・評判と特徴まとめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA